古医道研究所は、いやしの道協会附属の機関としていやしの道を研修する過程で、鍼灸および湯液に関する医古典を学ぶ必要性を感じている人のための研究の場です。
図書館や好事家の書庫に眠る古人の医に関する叡智を伝える書籍を発掘、解読し、さらにその意味を探究し、現代および将来へとつないでゆく作業をしています。
その成果が、「吉益東洞大全集」(たにぐち書店)、芦原英俊の業績の精査した「新版 鍼道発秘講義」(日本の医学社)、杉山真伝流の原書発掘し、臨床的な検討にまで踏み込んだ「杉山真伝流 臨床指南」(六然社)に結実しました。
また、2010年には長年の悲願であった「尾台榕堂全集」(日本の医学社)の発刊も実現しました。
その他にも多数の日本古医書の解読が進められ、当協会出版部から独立した出版組織である日本の医学社からの発刊を計画しています。
当研究所では、医古典の解読と研究に興味のある方とワープロ入力の協力者を常時、募っています。関心のある方は、sokan@drive.ocn.ne.jpまでご連絡下さい。