いやしの道協会は、横田観風師が創成した「鍼灸によるいやしの道」を学び、自己を修め、多くの病める人たちのために生き、世の一隅を照らすことを自己の喜びとする者の集まりです。学術道三位一体の人材をより多く育成することを願い、広く門戸を開放し、様々な研修会を催しています。
1980年代:横田観風が「東西医学交流会・無為塾」を主宰。
1998年:いやしの道協会設立。横田観風が初代会長に就任。
2004年:関西支部発足。
2007年:大浦慈観が第二代会長に就任。
2012年:朽名宗観が第三代会長に就任。
2015年:初伝入門講座を開講。
2020年:オンライン月例会を開講。
2023年:コロナ禍により休止していた対面実技稽古、合宿研修会を再開。
1944年:茨城県土浦市に生まれる。
1973年:東京工業大学大学院博士課程理論物理学専攻修了。
1976年:東京高等鍼灸専門学校本科を卒業し、鍼灸治療院「観風堂」開院。
福富雪底老師に禅の指導を受け、寺山旦中居士に筆禅道を中心とした東洋学を学び、江原樵右先生に茶道の薫陶を受けた。
東西医道交流会・無為塾、日本古医道研究所を主宰し、湯液と鍼灸による癒しを日本的なる道に高めた「日本的ないやしの道」を創成し、医師・薬剤師・鍼灸師などを指導した。
無為塾を解散後、1998年4 月「いやしの道協会」を設立し、特に鍼灸を中心とした「日本的ないやしの道」の指導をしている。
著書:
『鍼と禅』(柏樹社)
『新版 鍼道発秘講義』(日本の医学社)
『経絡流注講義』(医道の日本社)
『万病一風論の提唱』(たにぐち書店)
『傷寒論真髄』(績文堂)
『吉益東洞大全集』(たにぐち書店)
『訓注 尾台榕堂全集』(日本の医学社)
『鍼灸による日本的ないやしの道(入門篇)』(日本の医学社)
『鍼禅茶話』第一巻~第十二巻(自費出版)
1955年:栃木県宇都宮市生まれ。本名、大浦宏勝。
1977年:慶應義塾大学法学部を中退。
1988年:中国中医研究院広安門医院・国際鍼灸班に留学。
1992年:東京衛生学園専門学校・鍼灸マッサージ科を卒業。横田観風先生に師事、日本の伝統的鍼灸および古方漢方を学ぶ。
1994年:「はり・きゅう治療処 路傍庵」開業。兼ねて宇都宮東病院リハビリ室にて鍼灸外来を担当。
2007年: 当協会師範および東洋鍼灸専門学校非常勤講師として若手鍼灸師を指導。当協会・第二代会長に就任。
2012年:会長を退任し、顧問に就任。
2014年:明治国際医療大学大学院鍼灸学研究科修士課程を修了し、鍼灸学修士取得。日本の伝統的鍼灸を研究。杉山真伝流遺徳顕彰会理事。
2020年:東洋鍼灸専門学校校長に就任。
著書:
『杉山真伝流臨床指南』(大浦編著、六然社)
『皆伝入江流鍼術』(大浦・長野共編、六然社刊)
『日本腹診の源流』(長野・宿野・大浦共編、六然社刊)
『秘伝・杉山眞伝流』(杉山検校遺徳顕彰会発行)を編集。
『杉山真伝流・表之巻』『杉山真伝流・中之巻』(和訓編集発行/大浦)。
『腹診による「毒」と「邪気」の診察と鍼灸治療』(ヒューマンワールド刊)
(社)日本の医学社・代表理事
相模女子大学非常勤講師(「代替医学」及び「ソマティックス演習」を担当)
1960年:神奈川県川崎市生まれ。本名、朽名輝臣。
1983年:早稲田大学第一文学部を卒業。坪井香譲師創始の∞気流法により「身体の文法」の思想と実践を学び、指導員として国内外の講習会に携わり、現在にまで至る。その身体知を活かすべく鍼灸治療の世界に進む。
1996年:東京医療専門学校本科を卒業。横田観風師創始の「日本的ないやしの道」に参じる。機関誌『いやしの道』の編集を担当。
1998年:鍼灸・くちな治療室を開業。
2004年:当協会の正教授となると同時に関西支部の設立に関わり、指導に当たった。また、同年より平林僧堂にて野々村玄龍老師に参禅。
2008年:当協会師範となる。
2012年:第三代会長に就任。
著書:
『からだに触れる からだで触れる―「生命共感」への手がかり、足がかりとして―』(ヒューマンワールド)
『看護教育と実践』共著(学文社刊)
会長 |
【師範】朽名宗観 |
副会長 | 【正教授】三輪圓観 堀雅観 乙重潭観 中川和観 |
【正教授】倉田慧観 鈴木斉観 高橋妙観 舩坂樹観 藤田峰観 山野鵬観 伊藤翠観 越藤泉観 牛尾安観 野田仁観 伊東玄観 井上泰観 玉水雲観 河原燈観 養母忠観 前之園空観 村田底観 池内毘観 福嶋青観 石水露観 林弘観 長沼蛙観 土方一観 正岡鳩観 吉田悠観 海老原照観
【准師範】石部愚観 松田源観
【師範(湯液)】高木眞観 |
|
顧問 |
【師範】大浦慈観 海野流観 安田無観 石井道観
【准師範】原田修観 |
相談役 |
【特別師範】横田観風 |